
今日は「誰も守ってくれない」の試写会をニッショーホールで観てきました。
佐藤浩市のファンなので、映画を観る前から高評価を付けちゃいますが、実際の映画もとてもよかったです。
心に深い傷を抱えた
勝浦(佐藤浩市)が、人の苦しみを思いやっている姿にとても共感しました。「俺が沙織を守る!」とグイグイ前面に出るのではなく、さりげなく見守る温かい目がとてもいいです。う~ん、浩市ファンにはたまらない素敵な表情満載です!
犯人の妹・
沙織(志田未来)がまた迫真の演技で、うまいのです。どんどん感情移入してしまい、一緒にもらい泣きしてしまいました。
この映画ではマスコミやネットの掲示板への書き込みが白熱し、加害者の家族まで、まるで加害者かのように追いかけられ、プライバシーを暴き立てられてしまうのです。近頃、テレビのニュースを見ていても「何もこんなことまで報道しなくてもいいのに。」と思うことがしばしばあります。特に犯人がなかなかつかまらないと、被害者の生い立ちやら様々な映像、近所の映像などが連日流れます。犯人が捕まったら、今度は犯人の生い立ちから、同級生の証言などを混ぜながら学生時代の様子などを流すんですよね。ちょっとしつこすぎるのではないか、と思ってしまいます。ニュース番組の時間が長くなったから、ダラダラと必要のない情報まで流すのでしょうか。
映画の中で、マスコミの人が近所の人に向かって「犯人の写真、1万円で買います!」と叫んでいたのが印象に残っています。実際の事件でもそんな風に入手した、犯人の学生時代の写真をテレビなどで流しているんでしょうか。
家族のあり方、マスコミの横暴さ、ネット社会の怖さなど、いろいろと考えさせる映画です。
柳葉敏郎 、
佐藤浩市 のセリフが心にしみます。
適度に「うわぁ~、嫌なヤツ!」と思える登場人物などが出てきて、真実味があります。
かなり重いテーマですが、おススメの映画です。
ところで、車が動き出すときに、いちいち急発進してタイヤを鳴らすのは、「踊る大捜査線」と何か関連があるのでしょうか。