
いまだかつてギバちゃんの顔を、こんなにも長く見つづけたことがあっただろうか。無口な室井管理官がなにかをしゃべるのをじっと待つ・・・
映画の冒頭はなぜ室井が逮捕されたかっていうのを小原弁護士(田中麗奈)のナレーションで説明するのだが、「・・・だったのだ」というのが「・・・だったの
ら」と何回も聞こえて、2時間ずっとナレーションやられたら、たまったもんじゃないな、と思ったの
ら。・・・ナレーションはすぐに終わったから、よかった。
全体を通して静かなシーンが多い。私の右隣の女性はずっと飴の包み紙かなんかをパリパリさせてるし、左隣の太ったおじさんは喉が悪いのかずっと咳払いしてるしで、
集中できん!太ったおじさんの連れの女性は何回も携帯をピロピロ鳴らしてて、劇中の灰島弁護士(八嶋智人)の出番じゃないのに、
あれ、灰島がどこかでゲームしてるな!って何度も思ったんだから。
室井が殴られて倒れたぐらいで、すごい数のパトカーやら捜査員が動員されてて、「
あれ、死んじゃった?」と思ったよ。大げさだって!
工藤巡査部長(哀川翔)は、せっかちで人情に厚く、何回か笑えるシーンもあったけど。
途中から「・・・なんか映画館で観なくても、テレビでいつか放映されるので十分だったな」と思い始めて、最後にようやく
工藤巡査部長率いる新宿北警察署の人々が一丸となって!
バックミュージックも盛り上がってきたぞー!
映画はこうでなくちゃ!と期待したのに、あっという間に終わっちゃった。
不完全燃焼。