「なにやってんだか」という日常生活や映画の感想などを書いてます。


by km_achin

Little Birds -イラク 戦火の家族たち-

<あらすじ>
2003年3月、アメリカ軍の空爆が始まる前のバグダッド。人々は普通に生活し、子どもたちは微笑んでいる。そして開戦。爆弾は民家をも襲った。病院に血まみれの人々が運び込まれる。その中に、目の前で3人の子どもを失った父親アリがいた。米軍がバグダッドへ入城するが、それを冷ややかに見つめる市民たち。クラスター爆弾で右手を失った少年アフマド、右目を負傷した少女ハディールなど、戦争被害にあった子どもたちをカメラは追う。一方、子どもを失ったアリは米軍への怒りを隠せなかった。
(goo映画より)
(2005年 日本)


2月24日、イイノホールにて開催された「毎日映画コンクール」上映会で「Little Birds-イラク戦火の家族たち」(ドキュメンタリー映画賞受賞作品)を鑑賞。

映画上映の前に、この映画の撮影・監督をした綿井健陽氏のトークショーがありました。内容抜粋・・・封切りから1年経って、47都道府県で上映されました。上映会では途中で気分の悪くなる人も出ることもありましたが、どうか最後まで観て、日本の今の立ち位置を考えて欲しいそうです。人間の死にはフィクションはない、戦争による理不尽な死や絶対的な事実を受け止めて欲しいとおっしゃっていました。

アメリカ軍のバクダッドへの空爆、罪のない市民が大勢巻き込まれている姿が映されています。フセインからイラクの人々を解放するための空爆といいながら、戦争の「せ」の字も知らない子ども達が亡くなったり、大怪我をしたりしているのです。綿井監督が、アメリカ兵に「これは虐殺じゃないのか」と問いかけるのに、アメリカ兵はノーコメントを通します。映画の中には出てきませんが、テレビではアメリカ兵による捕虜への虐待も明らかになっているのですから、この戦争における功罪は大きいと思います。
空爆を受けて、家族を亡くしたり、住む家がなくなって、仕事も見つからないのに何の保証もされません。
理不尽なことばかりのイラクの人たちの映像の次に、日本の自衛隊がが映りました。イラクに派遣され、マスコミの前でにっこりと笑って昼食を食べるパフォーマンスをしていました。その映像のギャップに唖然としてしまいました。

日本のやっていること、っていうか、国が考えているイラク支援って違うところ向いているんじゃないの?とつくづく思いました。
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by km_achin | 2006-02-28 22:21 | 映画・旧作