カミュなんて知らない
2005年 12月 26日
昨日、映画「カミュなんて知らない」の公開記念の試写会&トークイベントが豊島公会堂で開かれました。
出演者に吉川ひなのとあって、彼女はちゃんと演技できるのかなーと心配しましたが、役柄自体がちょっと(いや、大分かも)変わった女の子なので、はまってましたねぇ。
「キャンパスの大学生たちが映画を撮る」という内容で、ほとんどキャンパスでの映像です。現在の学生の姿なんですが、私が学生だった頃とそんなに変わっていないように(みんな真面目なんです)、すんなり観られました。でも、実際はもっと変わっていると思うのですが・・・。
バックミュージックも、キャンパスの中でコントラバスを練習している音がそのまま使われていたりするので、いい感じで耳に残りました。
題名にもあるように、カミュの「異邦人」の話や、ちょっと哲学的な話が出てきます。私なんて「異邦人」は図書館で借りたものの、1ページ読んだだけで返してしまったくらい難しかったので、劇中の哲学的な会話はちんぷんかんぷんでした。
「アデルの恋の物語」「ベニスに死す」などのパロディーが入っているようですが、観ていない映画なので、吉川ひなの演ずるユカリのあだ名が「アデル」であっても、ピンと来ませんでした。
それぞれの人間関係はなかなか面白いなぁ、と思いながら観ました。
トークイベントは、この映画の監督である柳町光男氏、映画評論家の山根貞男氏、この映画の撮影場所にもなった立教大学教授の宇野邦一氏によって行われました。
柳町監督は、早稲田大学の教授をしている時に、早稲田の文学部のキャンパスの風景が映画的なので、早稲田を舞台に映画を撮りたいと思ったそうです。でも、それができなくなり、立教大学で撮ろうということになったのです。立教大学で撮ることが決まり、場所を見てシナリオもそれに合うように書き直しました。
撮影中はボランティアの学生スタッフが大勢参加して、一緒に映画を作ったそうです。
ちょっとした裏話が聞けると、うれしいですね。
最後に柳町監督のデビュー作「ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR」を観ました。30年前の暴走族のドキュメンタリー映画です。
盛りだくさんのクリスマスでした。
出演者に吉川ひなのとあって、彼女はちゃんと演技できるのかなーと心配しましたが、役柄自体がちょっと(いや、大分かも)変わった女の子なので、はまってましたねぇ。
「キャンパスの大学生たちが映画を撮る」という内容で、ほとんどキャンパスでの映像です。現在の学生の姿なんですが、私が学生だった頃とそんなに変わっていないように(みんな真面目なんです)、すんなり観られました。でも、実際はもっと変わっていると思うのですが・・・。
バックミュージックも、キャンパスの中でコントラバスを練習している音がそのまま使われていたりするので、いい感じで耳に残りました。
題名にもあるように、カミュの「異邦人」の話や、ちょっと哲学的な話が出てきます。私なんて「異邦人」は図書館で借りたものの、1ページ読んだだけで返してしまったくらい難しかったので、劇中の哲学的な会話はちんぷんかんぷんでした。
「アデルの恋の物語」「ベニスに死す」などのパロディーが入っているようですが、観ていない映画なので、吉川ひなの演ずるユカリのあだ名が「アデル」であっても、ピンと来ませんでした。
それぞれの人間関係はなかなか面白いなぁ、と思いながら観ました。
トークイベントは、この映画の監督である柳町光男氏、映画評論家の山根貞男氏、この映画の撮影場所にもなった立教大学教授の宇野邦一氏によって行われました。
柳町監督は、早稲田大学の教授をしている時に、早稲田の文学部のキャンパスの風景が映画的なので、早稲田を舞台に映画を撮りたいと思ったそうです。でも、それができなくなり、立教大学で撮ろうということになったのです。立教大学で撮ることが決まり、場所を見てシナリオもそれに合うように書き直しました。
撮影中はボランティアの学生スタッフが大勢参加して、一緒に映画を作ったそうです。
ちょっとした裏話が聞けると、うれしいですね。
最後に柳町監督のデビュー作「ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR」を観ました。30年前の暴走族のドキュメンタリー映画です。
盛りだくさんのクリスマスでした。
by km_achin
| 2005-12-26 22:16
| 映画・新作