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「なにやってんだか」という日常生活や映画の感想などを書いてます。


by km_achin

「あらしのよるに」でやんす

「あらしのよるに」でやんす_e0021004_2141793.jpg本日公開の「あらしのよるに」を観てきました。
実は、この冬に子どもと観る映画のリストに本作は入っていなかったのですが、どうやら評判がいいので、子ども二人連れて行きました。

冒頭から流れている音楽でもう「あぁ、これは泣いてしまう」という予感。多分、テレビで観たら普通の音楽としてなにも感じないと思うのですが、劇場のいい音響で聴かされると、涙腺が妙に刺激されます。

メイの顔立ちはそれ程かわいいと思いませんでした。でも、はじめてガブとおでかけして、お弁当のクローバーを食べている後姿がとてもかわいい。まるくて、愛らしくて、おもわずギュッとしたくなります。

ガブがたて穴に仲間から閉じ込められて、いじめられたことを回想しているシーンから涙が止まらなくなってしまいました。
その他にもガブの本能との葛藤、優しさなどジーンときます。

絵本を読んだので映画は観なくてもいいや、と思っていたんですが、絵本よりずっとずっと映画のほうが訴えかけるものがあります。ストーリーもよかったですよ。
絵本が原作なので、子ども向けの映画だと思われるかもしれませんが、子どもより大人のほうがツボにはまるのでは。
近くに座っていた(っていうより、立ってジュースをズーズーいわせながら飲んでいた)4歳くらいの子どもは、1話から2話、2話から3話につながる時の暗闇のたびに「もう終わり?」と聞いていてうるさかったです。4話めに「帰りたい、帰りたい」と騒ぎ出し、出て行きました。あまりに小さいと退屈みたいです。他にも途中退出がちらほら。

長男8歳の感想「ちょっと残酷だった。絵本より詳しくてよくわかった。」

次男6歳の感想「ちょっと涙が出ちゃった・・・。」

by km_achin | 2005-12-10 22:20 | 映画・新作