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「なにやってんだか」という日常生活や映画の感想などを書いてます。


by km_achin

蝉しぐれ

e0021004_10521979.jpg「蝉しぐれ」は市川染五郎が主役なので観たいなぁ、と思っていた映画です。染五郎はドラマでよく「お金持ちのボンボンでおちゃらけているけど、とっても友達思いのイイヤツ」を演じていて、性格がよさそうで好きなんです。
スーパーの庄内米キャンペーンで映画鑑賞券プレゼントがあり、応募したところ、「観たいオーラ」が伝わったのか、みごとペアチケットが当選。ダンナがてっきり自分を誘ってくれると期待してたみたいですが、友人を誘って今日観てきました。「シンシティのチケットあげたのに、誘ってくれない」とすねてましたが・・・。

庄内米というくらいだから、米が関係するのかな、と思ったら、まさにロケ地が庄内。映画の中で日本のすばらしい風景が出てきますが、夏の稲穂が風にそよぐシーンがきれいなこと。
牧文四郎(市川染五郎)の父、牧助左衛門(緒形拳)が、大洪水から水田を守る為に上司を説得するシーンもありました。

文四郎の友人役の小和田逸平(ふかわりょう)がとてもよかった。バラエティ番組に出ているときはアドリブもできず、観ていて痛々しいので苦手なんですが、時代劇のふかわはイイ。マゲも似合うし、セリフも自然。見直しました。映画は本作がデビューだそうですが、今後も期待してます。

子ども時代の おふく(佐津川愛美)が可愛らしく、控えめで、和服がよく似合ってました。「おしん?」って見まちがえるくらいです。

文四郎が助左衛門との最後の面会のあとで、「もっと言いたいことがあった。父上を尊敬しています。そして母上は自分が守ります、と・・・」と後悔するシーンあたりから涙が止まらなくなってしまいました。
文四郎とおふくのせつないすれちがいがベースになっていて、心の中で「文四郎!おふくをさらってしまえっ」と、何度思ったことか。切なくて切なくて嗚咽寸前ですよ。

音楽がまた泣かせるのです。いいシーンでオーケストラが流れると、それだけで感動。一青窈の「かざぐるま」も着メロに取り込んじゃいました。

観る前は「たそがれ清兵衛」みたいな感じかな?って思っていました。これまた泣けるいい映画でした(ブログを書くのに蝉しぐれホームページを見ただけで涙が・・・)。

<追記>
エンドロールのキャストで利重剛さんとか小田嶋隆さんなど作家のお名前がありました。どこに出演していたのかわかりませんでしたが、藤沢作品のファンでのご出演でしょうか。他にも作家陣の出演があったのかな。蝦子さんも・・・作家で?
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by km_achin | 2005-10-05 15:45 | 映画・新作